友人の結婚相談所

私は今まで何度か結婚相談所をかいたことがあります。はじめての結婚式に作成した結婚相談所は右も左もわからず、とりあえず新郎新婦の親戚友人のなかで絵が描ける(といっても趣味程度)のが私だけだったので頼まれた、という流れですが…結婚相談所という存在すら知らなかったわたしはとりあえずネットで画像検索し、それっぽいのを作ろうと東急ハンズで色紙を購入しました。学生の時に使っていた絵の具で新郎新婦の写真を送ってもらって、2人の似顔絵をかき、ちょこっとタイトルをいれた、ほんとうにシンプルなものでした。結婚相談所をみた新郎新婦の友人が、今度自分たちの結婚式でも作って欲しいと言われ、わたしはその人とは全く面識がないので、下手なものは作れない!と思い、2枚目は本腰をいれて作成することにしました。まずご本人たちの写真をいただき、どんなタッチがいいのか何枚かラフを提案し選んでもらいました。その時はアメコミ風がいいといわれたのでパソコンで描くことにしました。友人に相談すると「ピタパネ」を使うといいといわれ(ピタパネとは、段ボール程の堅さで発砲スチロールのようなボード。片面がシール状になっている)プリントアウトしたイラストをそのピタパネにはることにしました。これもなかなかの好評で、自分でもなかなかうまくいったように思います。それから2年程立って、また友人の結婚相談所を頼まれました。その時、友人の注文が下記のとおりでした。・とにかくでかく。新聞広げたくらいのやつ・手書きがいい・鳥がすきだからモチーフに使って欲しい・タッチは優しいかんじでこんどはピタパネにたよることができないのでイラストボードというのをつかうことにしました。(イラストボードというのは板のように堅い画用紙のようなものです)さて問題はサイズです。B2という大きさはまだ描いたことがなかったので、画面を埋めるのにとても苦労しました。それでも依頼で鳥というモチーフを頂いていたので、たくさん鳥をうめることで問題は解決しました。これもご依頼主が気に入って下さり、お宅へお邪魔したときに立派な額に入れて下さったのを見た時はほんとうに描いてよかった、と思いました。そしていちばん最近作成したもの、これはA3程の大きさで、とりあえず目立って難しいテーマはなかったものの、式場が某テーマパークだったので、とても困りました。そのテーマパークのキャラクターを著作権の関係で描くことができないけれど、せっかくそういう場所で挙げるのだから、まったくナシ、というのも寂しい…そこでわたしはそれっぽいカラー、雰囲気で画面を埋めることにしました。カラフルな色使い、かわいい動物、まるみをおびたデザイン…なんとかかき上げることができました。後から式場に聞くと、確かに著作権にはひっかかるけど、そんなこと気にして問い合わせてくれたのは私ぐらいだそうです。いままでたくさんの新郎新婦の喜んだ顔を見て、わたしはこれからも描く機会があれば心をこめてかきつづけたいと思います。