低価格ワンゲートロジックのデメリット

低価格ワンゲートロジックは価格が安く、しかも実装密度を高める事が出来る、精密実装が必要な場所にも適用可能などのメリットを持ちます。但し、最近はよりコンパクトなサイズのゲートICが登場しているため、現在よりも実装密度を高めたい時にはデメリットになる事もあります。ちなみに、ロジックICは論理回路などの意味を持つもので、論理回路は0もしくは1の入力に対して出力を与える動作を持つなどの特徴があります。例えば、NANDゲートの場合は2つの入力に1の信号が入力された時だけ、出力を0にし、2つの入力がいずれかが1もしくは両者が0の時は、出力は1を保つなどの特徴を持ちます。ロジックICを組み合わせる事で、マイコン制御などを容易に行えるようになります。

ワンチップに1回路が特徴のロジック半導体です

ワンゲートとは1つのゲートなどの意味を持つ言葉ですが、ワンゲートロジックには1つのORゲート、1つのANDゲート、1つのDフリップフロップ回路などが収められているのが特徴です。フルパッケージの場合にはANDゲートが4回路分収められているので、4回路すべてを利用する時には便利ですが、回路変更や回路構成などの関係で1つのANDゲートだけを必要とした時、3回路は未使用の状態になります。最近の電子機器は機能が豊富な製品が多くなっているため、基板の実装密度も高くなりがちです。3コリを未使用とした場合、プリント基板の密度にも無駄が生じる事になるわけです。その点、ワンゲートタイプのロジックICは1回路構成になっているので、無駄なく実装が出来る、回路を構成する時にも無駄がないなどのメリットを持ちます。

低価格帯のワンゲートロジックのデメリットとは

実装密度を高める事が可能になる点、1回路だけの場合は回路を無駄にしなくて済むなどのメリットがあります。しかしながら、回路変更に伴い、ORゲートが1回路追加になる、Dフリップフロップ回路が1回路から2回路になる場合には、アートワークの作り直しが必要になる事もあります。試作品を製作して実機テストを繰り返す中で、回路変更が生じるケースは多くありますが、最終的に回路が決定した段階で、ロジックICの回路数が1つの場合はワンゲートロジックを用いる事で、コストを削減出来る、プリント基板の実装を高める事が出来るなどのメリットに繋がって来るわけです。ちなみに、通販サイトなどを利用する事で半導体購入が可能ですが、汎用部品などは1個単位ではなくまとめて購入しておけば送料がその都度掛からないなどのメリットがあります。